こんにちは!
大手人材系企業勤務の青野ショウです!
今回のテーマは、新卒就活で 最も高コスパなネタは、「営業経験」であるという話です。
ここでいう高コスパとは、
「一番少ない努力量で一番強力な就活のネタを作れる」という意味です。
就活をするなら、やっぱり第一志望の会社に内定したいですよね。
今回は、そんなあなたが営業にチャレンジすべき理由と
具体的なアクションプランまでお伝えします。
ところで、今回は冒頭でも述べたように
就活で話せるネタを持っていない人向けの記事になりますので、
既に強力なネタを持っている人はこのページは閉じていただいて結構です。
強力なネタとは具体的にはこんな感じです。
・インカレなど全国大会常連の体育会系部活動でレギュラーとして活躍
・在学中に独自アプリケーションを開発して〇〇万ダウンロード達成
・Instagramでフォロワー1万人以上のインフルエンサー
このレベルの経験がある方は、既に就活生の中の上位1割未満の実力があると思われるので、
この記事を読む必要はありません。
あなたの経験をしっかり伝えることで十分難関企業への内定が狙えるでしょう。
さて、一方でこういったネタがない人はこの先を読み進めることを
オススメします。
「そんなすごい経験あるわけないじゃん」
安心してください。先ほど述べた通り、これらは上位1割未満の
「すごい人たち」の話です。
筆者の私含め、ほとんど全ての就活生は大した経験をしていません。
だからこそ、今回の記事を読み、アクションプランを実行することで
上位1割に食い込むチャンスも十分にあります。
就活での武器を作りたい人、周りに負けたくない人は
是非最後までご覧くださいね!
では、行きましょう。
特別な経験がない大学生が営業をやるべき3つの理由
新卒の7割以上が営業部門に配属になるから
新卒就活生の7割以上は、営業部門への配属になると言われています。
「いやそれほとんどじゃん!」
そうなんです。ほとんど全員です。
なぜだかわかりますか?
理由は簡単です。
「あなたが何もできないから」です。
既に専門知識・専門スキルを持って入社してくる新卒はほとんどいません。
だから、営業以外にやれることがないんです。
ごくまれに人事部や企画部、購買部などその他の部門に
配属されることもありますが、「営業に配属される可能性が高い」
と考えた方がいいですよね。
入社後に配属されると思われる分野の実務経験があることは、
言わずもがな強力なアピールポイントになります。
営業力がつくと、面接もうまくなるから
「営業がうまい人は、面接もうまい」
これは当然のことです。
なぜなら、「売る商品が変わるだけだから」です。
営業とは、「モノやサービスを売る」のが仕事ですよね。
面接とは「自分という商品」を会社に売り込み、欲しいと思わせる、
つまり内定を獲得するために受けます。
ですから、営業力を磨くと自然と自分をアピールすることもうまくなるんです。
たとえ営業職でなくても、営業力は重要な能力だから
「営業力は、全てのビジネスパーソンにとって必修科目である」
私はこう考えています。
「営業やらなかったら使わないじゃん」と反論の声が聞こえてきそうですが、
それは間違いです。
営業とは、「モノやサービスを売ること」ですが、もっと突き詰めると
「相手を自分が望んだ通りに動かすこと」だと言えます。
これは、営業以外でも
✅(仕事、プライベート問わず)人間関係の構築
✅人に仕事を依頼する
✅人から仕事を受ける
これら全てに必要なことです。
人間関係づくりや仕事の受発注はたとえエンジニアでも
企画職でもマーケティング職でも必要ですよね。
だから、営業力は万が一営業職にならなかった場合でも
大いにあなたを助けてくれる武器になるのです。
筆者の就活体験談〜営業を経験して感じたこと〜
ここでは、これまで述べてきたことを踏まえて、
私が学生のうちに営業を経験した上で就職活動をして
実際に感じたことをお話ししていきます。
営業経験のある学生は少ないため、強力な武器になった
まず感じたのは、「営業を経験してきた就活生は非常に少ない」
ということです。
就活をしていると、5,6人で一度に面接を行うグループ面接と呼ばれるものがあり、
それぞれ学生時代のエピソードをアピールするのですが、ほとんどの学生が話すことは
大体同じです。
・アルバイト先での話
・サークルの話
・ボランティアの話
大体こんな感じです。
他の学生の中で一番目立つことができたのは言うまでもありません。
面接官からのウケが良かった
面接で目立つことができたことはもちろん、面接官からのウケも良かったです。
何度も面接を受けていると、面接官の反応、表情でなんとなく
「今の話は反応がいいな」
「このエピソードはあまり響いてないな」
こういったことがなんとなくわかってきます。
やはり、経験している人が少ない「営業ネタ」は
面接官の反応が取れますし、面接官によっては
「ぜひ一緒に働きたい」とその場で面接の合格を伝えてくれる人もいます。
特に自分の能力に対して自信がなかった私のような人間には
何か強いネタを作っておいて良かったと感じることが多かったです。
人前で話すことに対する自信がついた
実は、私は極度のあがり症でした。
かしこまった場面で、人から注目されると声が震えて、
胸がドキドキします。
緊張しすぎて言いたいことが全部飛んでしまった、なんてことはよくあります。
営業をやっていると、嫌でも人前で話さなければいけません。
最初は緊張してまともに話せなくても、2~3ヶ月も続けていれば
みんな話せるようになります。
面接で緊張してうまく話せないのと、先に失敗を経験しておいて
面接という本番でうまくいくのと、あなたはどちらがいいしょうか。
答えは聞くまでもないですよね。
具体的なアクションプラン
ここまで「特別なスキルがない学生は営業を経験すべきである」
という話をしてきましたが、いかがだったでしょうか。
ここでは、最後に就活でアピールするネタを作りたい学生が営業力をつけるための
具体的なアクションプランについてお伝えします。
企業インターン(長期)に参加してみる
企業インターンは、オススメのアクションの一つです。
企業が募集しているインターンには、1日〜1週間程度の短期と
1ヶ月〜半年以上の長期があります。
就活でもアピールできるくらいのネタを作るためには、
できれば半年以上のものにチャレンジしてみましょう。
長期インターンの場合、社員と同じ業務を任せてもらえることも珍しくありません。
実際に企業で働く経験もできるので、社会人になるイメージも湧いて
一石二鳥ですね。
営業職のアルバイトをやってみる
アルバイトの中には、営業要素があるものも少なくありません。
✅通信キャリアの販売
✅不動産営業
✅訪問販売
など、幅広い職種の募集があります。
企業インターンもそうですが、アルバイトのいいところは
「失うものが何もない」ところです。
社員だと、立場や責任がありますから、アルバイトと比べると
心理的にも物理的にも制限があるということもあります。
全力で失敗経験を積めるということでアルバイトで営業にチャレンジしてみることも
オススメのアクションの一つです。
コールセンターでテレアポをやってみる
コールセンターにはお客様に電話をして営業をかける荷電と
お客様からのお問い合わせに対応する受電の2種類があります。
私は営業が発生する荷電(テレアポ)をオススメしています。
私自身、学生時代にコールセンター2社でテレアポをやっていましたが、
この経験は今でも非常に役に立ったと感じます。
テレアポのいいところは、PDCAサイクルを高速で回すことができることです。
PDCAサイクルとは、P(Plan) D(Do) C(Check) A(Action)の略で、
要は計画→行動→改善→行動のサイクルのことです。
会社や商材にもよりますが、1日に300~400件ほど電話をかけることも
よくあります。その中で、「今の言い回しは良かったな」「この話は反応が薄いな」
などの反省を通して自分の営業をブラッシュアップしていきます。
コールセンターは、とにかくたくさん数をこなすことが求められます。
こうして、何百件、何千件と電話をかけて業務改善を行なってきた経験は、
就活生となったあなたに必ず自信を与えてくれるでしょう。
これまで具体的なアクションをお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
本日のまとめです。
「営業なんて怖い」
「難しそう」
そう感じる人もいるでしょう。
でも大丈夫です。
やってみれば意外となんとかなるものです。
どうせ社会人になったらほとんどの人が経験する営業、
先に経験しておいた方が楽だと思いませんか?
最後まで読んでいただいてありがとうございました!